こんにちは。軽度知的障害&自閉症の長女(6歳)と、定型発達の次女をワンオペで育てているシェリーです。
昨日の記事で、高校生の障害児を育てる先輩の話を聞いた会のことを書きました(前回記事ご参照ください)。
今日はその続編。あの日聞いた話の中で、「えっ、そんなことあるの?」と耳に新しかった情報について、書かせてください。
未就学児の親としては、完全に視界に入っていなかった世界でした。
①特別支援学級でも、いじめはある
まず一つ目。これは、聞いていてちょっとショックでした。
「特別支援学級の中でも、いじめはあります」
え……特別支援学級って、知能の発達がゆっくりな子たちが集まる場所。お互いに優しさが必要な仲間同士だと、勝手に思い込んでいました。
でも、現実は違うらしい。
「少し賢い子」が、いじめをすることも
先輩いわく、特別支援学級の中でも、子どもたちの間に「能力差」はあるそう。
そして、その中で「少し賢い子」が、「もっとゆっくりな子」をいじめたり、意地悪したりすることがあるんだそうです。
聞いていて、なんとも言えない気持ちになりました。
書き方が難しいんですが、
- 世の中に理解と寛容を求める立場の人たち同士でも
- その内側でいじめが起きることがある
これは、人間社会の縮図でもあるのかもしれません。
「障害がある子たちは、お互いに優しいはず」というのは、こちら側の勝手な幻想だったんだなと、思い知らされました。
②特別支援学級での、恋愛のいざこざ
二つ目は、もっと意外な話。
「特別支援学級で、恋愛のいざこざが起きることがあります」
え???
恋愛???特別支援学級で???
ぽかんとしてしまった私に、先輩が具体的なエピソードを話してくれました。
紅一点が、疲弊した話
ある特別支援学級では、男の子ばかりで、女の子は1人だけ。
そうなると当然、その紅一点の女の子に、男の子たちの関心が集まってしまう。
その子自身には、特定の誰かと付き合いたいという気持ちはなかったそうです。普通に、みんなと仲良く話していただけ。
でも、
- 「あの子と仲良く話してた」
- 「あいつばっかりひいきしてる」
- 「俺のこと、どう思ってるの」
そんな男の子たちの感情のもつれに巻き込まれ、女の子はだんだん疲弊してしまった。
結果、登校拒否になり、今はフリースクールを検討中だそう。
感情表現が率直だから、揉めやすい
考えてみれば、当たり前なんですよね。
成長は緩やかでも、思春期は来る。
恋愛感情も、当然湧く。
ただ、特性のある子たちは、
- 感情表現が人よりストレート
- 空気を読むのが苦手
- 「察する」が難しい
だから、いざ恋愛感情が動くと、定型発達の子よりも揉めやすい側面があるそう。
「言われてみれば確かに……」と、何度もうなずいてしまいました。
6歳児ママの脳内、フル回転
これね、6歳児の親をしていると、まったく視界に入らない世界なんです。
うちの長女は、
- 寝かしつけの時にYouTubeのセリフを再現してくる
- 検尿で大暴れする
- 蚊を叩いて泣く
そんな段階。恋愛なんて、宇宙の彼方の話。
でも、長女もいつか、6歳ではなくなる。10歳になり、12歳になり、15歳になる。
その時、何が起きるのか。
親バカ、発動
ちなみに、ここでちょっとだけ親バカ発言を許してください。
うちの長女、可愛いんですよ……。
笑顔がすごく素敵で、純粋で、ふんわりしてて。
「この子、モテたらどうしよう……」
って、一瞬、ふざけたことを考えてしまいました。
(はい、親バカです。すみません)
真剣に考えるべきこと:性教育
でも、ふざけている場合じゃないんです。
もし将来、長女に恋愛感情が芽生え、誰かと付き合うことになったら——
- 避妊の知識を、ちゃんと持てるんだろうか
- 性病について、リスクを理解できるんだろうか
- 相手の押しの強さに負けて、よく考えずに肉体関係を結んでしまわないだろうか
- 「嫌だ」を、ちゃんと言えるだろうか
考え始めたら、ぞっとしました。
知的にゆっくりな子は、判断力もゆっくり。**「相手に言われるがまま」**になってしまうリスクが、定型発達の子よりも高い。
これは、本当に、親が真剣に考えないといけない問題です。
質問してみました
質問コーナーで、聞いてみました。
「高校生のお子さん、性教育はどうしていますか?」
返ってきた答えは——
「まだしていません」
え、まだ?
恋愛のいざこざは起きているのに、性教育はまだ?
驚いた私に、その親御さんは続けました。
「まだ早いと思って……」
でも、確かにタイミングの見極めは難しい。
- 何歳から教えるべきか
- どこまで具体的に話すべきか
- 抽象的な概念を、どう理解させるか
- そもそも、本人がどこまで理解できるか
正解が、どこにもない。
6歳児ママの宿題
その日、私が持ち帰った宿題は、ずっしりと重いものでした。
- 障害があっても、いじめは起きる
- 障害があっても、恋愛は始まる
- そして、性教育という巨大な課題が、いつか必ずやってくる
6歳の今は、まだ遠い未来の話。でも、確実に来る未来。
私たち親は、今のうちから少しずつ、考え始めないといけないんだと思います。
同じ未就学児ママへ
もし、これを読んでいるあなたが、未就学児の特性児ママだったら。
今すぐ答えを出す必要はないけれど、
- 特別支援学級の中でも、いじめがあること
- 障害があっても、恋愛は始まること
- 性教育という壁が、いつか来ること
これだけは、頭の片隅に置いておいてもらえたらと思います。
そして、それまでは、また淡々と今日を過ごしましょう(昨日の記事より)。
未来を想像して、心配になるのは自然なこと。でも、考えすぎても、今日の暮らしは進みません。
考えるのは、ほんの少しだけ。
あとは、今日の子どもを抱きしめて。
それでいいと、私は思っています。
今日もおつかれさまでした。


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