敬語で「おしっこ、出ません!」と叫んだ、夜中1時の長女。

長女のこと(発達障害・自閉症・知的障害)

こんにちは。軽度知的障害&自閉症の長女(6歳)と、定型発達の次女をワンオペで育てているシェリーです。

今日は、ちょっと笑ってもらえる話かもしれません。 というか、笑わせてください。じゃないと、泣きます。

タイトルの通り—— 夜中1時、敬語で「おしっこ、出ません!」と絶叫する娘と、格闘した話です。

始まりは、突然の「明日、尿検査出してください」

時は4月。 学校から、突然のお知らせ。

明日、尿検査を提出してください」

え、明日??

うちの長女、いまだに夜オムツです。 そして、未知の器具が、大嫌い。 当然、自宅での採尿なんて、できる気配ゼロ。

案の定、初回は提出できず、再検査依頼へ。

「再検査と言われても、そもそも採尿自体ができないんですけど……」 という気持ち、いったん、飲み込みました。 (この飲み込んだ気持ちが、夜中1時に爆発します)

夜の部:採尿バトル、第一幕

夜、どうしようかと夫に相談。

「3歳児検診のとき、おむつにコットン挟んだみたいにする?でも夜間の尿も混じるしなぁ……」

と悩んでいたら、夫があっさり、

「夜間のでも、いま採っちゃえば?」

それだ、と思って、いざ長女をトイレへ。

採尿キットを片手に、

「ちょっとだけ、おしっこ、取らせてね」

そう声をかけた瞬間、長女、ターボ起動。

便座に立つ。 全力で泣く。 裾がトイレに入っても、靴下が便座に入っても、おかまいなし。

「ちがう!ちがう!ちがーう!」

無理。これは、無理。 撤退。 夜間パンツに切り替えて、寝かしつけ。 朝の自分に全振りして、私は、布団に倒れ込みました。

夜中1時、まさかのチャンス到来

ぐっすり寝ていた、夜中1時。

「ママぁ……トイレ……」

長女、なんと自分から、起きてきました。

こ・れ・は・チャンス。

採尿キットを枕元から掴んで、トイレへ同行。 眠い長女を、なんとかトイレに座らせよう、と試みる。

そして、もちろん——

第二幕、開幕。

便座に立つ。 裾、入る。 泣き喚く。

そしてここで、今日いちばんの名場面が、登場します。

長女、突然、丁寧語になり、

「おしっこ、出ません!!」

なぜ、敬語。 なぜ、フルボイス。

夜中1時の廊下に、敬語の絶叫が響き渡りました。

それでも母、根性で続行。 なんとかなだめて、座らせて、採尿、成功。

採尿後、長女、大泣き。 私も、泣きそう。 でも、できた。終わった。終わったよ、ママ。

オチ①:翌朝、まさかの落とし穴

翌朝。

おねしょしていない長女が、起きたら、自分でトイレに向かう。

朝いち、すんなり、おしっこ。

……今、今やればよかったやつーーー!!

夜中1時、私たち、何やってたの??

オチ②:先生のひと言

その日、登校時に、担任の先生にご報告。

「昨夜、なんとか採尿、できました!」

先生、目を丸くして

「えっ、採尿、できたんですか?」

……いえ、あの。 できないと思いながら、再検査、依頼してました??

色々と、地味に、ガックリな朝でした。

それでも、思うのです

学校の検尿、健常児なら、たぶん5分で終わる作業。 うちは、夜中1時から、家族総出で1時間。 そして翌朝、結局、朝いちで、普通に出る。

特性のある子の「日常の医療系イベント」、毎回、これです。

でも、できたんです。 私と長女、2人で、ちゃんと、提出までこぎつけた。

夜中1時の敬語採尿、これも立派な、家族の思い出。 (10年後には、笑い話に、したい)


同じく、検尿、採血、内診、健診で **「想像の3倍、大変です」**を毎回やっているママへ。

今日も、お疲れさまでした。 それ、絶対に、外からは見えてないやつ。 でも、私には、ちゃんと、見えてるからね。

ひとりじゃないからね。 私もここで、寝不足の頭で、カフェオレを飲みながら、生きてます。

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