こんにちは。軽度知的障害&自閉症の長女(6歳)と、定型発達の次女をワンオペで育てているシェリーです。
今日は、ちょっと、というかかなりモヤモヤしている話を書かせてください。
タイトルでもう言っちゃってますが、道路交通法の改正の話。**特性のある子を持つ親、置いてけぼりじゃないですか?**問題です。
何が変わったの?
2026年4月から、小学生以上の子どもを自転車の後ろに乗せると、罰金の対象になりました。
ニュースで見て、最初はピンと来なかったんですが、**「あ、これ、うちみたいな家庭、めちゃくちゃ困るやつ」**って気づいた瞬間、頭の中で警鐘が鳴り響きました。
法改正の背景はわかります
もちろん、安全のための法改正だということは理解しています。
- 小学生は体重が重い
- 後ろに乗せるとバランスが崩れやすい
- 転倒事故も実際に起きている
だから「原則ダメ」というのも、理屈としてはわかる。
でもね、この法律、ある層の家庭を完全に視界から外してませんか?
特別支援学級の1年生、みんな自転車登校です
声を大にして言いたい。
特別支援学級の1年生、ほぼ全員、自転車で送迎されています。
なぜか?答えは単純で、自力では登校できない子たちだからです。
- 道路の危険を判断できない
- 信号を見て止まれない
- 急に走り出してしまう
- 一人で長距離歩けない
- そもそも「学校に向かう」が理解できない
こういう特性を抱えた子に、**「はい、明日から一人で登校してね」**は、不可能なんです。
知的級のある小学校は、限られている
しかも問題は、通学距離。
知的障害のある子が通う「知的級」は、すべての小学校にあるわけじゃありません。限られた小学校にしか設置されていないんです。
そのため、わが家の近所でも、
- 大人の足で30分以上かかる地域から通っている子
- 1時間近くかけて来ている子
がいます。
この距離を、特性のある1年生が一人で歩く?
無理です。物理的にも、安全面でも、絶対無理。
わが家は事前に学校に相談しました
入学前、私もこの問題が気になっていたので、学校に相談しました。
そしたら、特別支援学級の先生たちも、**「自転車登校はやむを得ないですよね」**というスタンス。
つまり、
- 法律としてはダメ
- でも現場としてはそれしか手段がない
という、完全なグレーゾーンの中で運用されているわけです。
これって、親も学校も、地味にストレスじゃないですか?
いつ自力で登校できるようになるの?
特別支援学級の先生に聞いてみました。
「自力で登校できるようになるのって、だいたいいつ頃ですか?」
返ってきた答え👇
「小学校2〜3年生くらいから、ちらほら出てきますね」
ちら、ほら。
つまり、全員ではない。
そして1年生のうちは、まずほぼいない。
しかも、長女みたいに気の散りやすいタイプは、もっと時間がかかる可能性が高い。
「うちの子、小学校在学中に、自力で登校できるようになるんだろうか……」
これ、冗談じゃなくて、真面目に心配しています。
じゃあ、どうしろと
この法律、こういう家庭の存在を、本当に想定したんでしょうか?
選択肢を考えてみると、
❌ 歩いて送迎 → 距離的に物理的に無理
❌ 電動アシスト自転車(後ろに乗せる) → 罰金対象
❌ 車で送迎 → 都心は駐車スペースなし、渋滞、現実的じゃない
❌ タクシー送迎 → 経済的に無理ゲー
❌ 一人で登校 → 安全に登校できないから特別支援学級にいる
……詰みでは?
放課後等デイサービスの送迎車みたいに、特別支援学級専用の登校バスでも出してくれるなら話は別。でも、そんな制度は今のところ整っていません。
行政、もう少し想像力を持って
罰金まで課す前に、**「こういう家庭、どうするんだろう?」**と一度想像してほしかった。
- 障害児の親
- ひとり親家庭
- 親が病気の家庭
- 遠方から通わざるを得ない家庭
世の中には、**「自転車の後ろが命綱」**という家庭が、たくさんあるんです。
「安全のため」を掲げるなら、その安全のために犠牲になる人にも目を向けてほしい。
すべての家庭を、**「子どもが自力で登校できる前提」**で見ないでほしい。
怒っているけど、明日も乗せます
正直に言います。
こんな記事を書きながら、私は明日も長女を自転車の後ろに乗せます。
だって、それしか方法がないから。
捕まったら、その時はその時。罰金を払ってでも、長女を学校に送り届ける。それが、わが家の現実。
たぶん、全国の特別支援学級の家庭は、みんな同じ気持ちで明日も自転車を漕いでいます。
同じモヤモヤを抱えるママへ
もしあなたも、
- 法改正のニュースを見て、絶望した
- 「どうすればいいの」と途方に暮れた
- 子どもを乗せる罪悪感を感じている
そう感じているなら、あなたは一人じゃないですよ。
全国にたくさん、同じ気持ちの親がいます。あなたが悪いんじゃなくて、制度が雑なだけ。
罪悪感を感じる必要はないし、明日も堂々と、子どもを学校に送り届けてあげてください。
願いを込めて
いつか、この法律に例外規定ができますように。
「特別な支援を必要とする子どもの送迎については、この限りでない」
そんな一文が、加わってくれますように。
それまでは、現場の親と先生のグレーゾーン運用で、なんとか乗り切っていくしかありません。
今日も明日も、自転車を漕ぐすべてのママとパパ、おつかれさまです。


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