こんにちは。軽度知的障害&自閉症の長女(6歳)と、定型発達の次女をワンオペで育てているシェリーです。
以前、**「長女、保育園を4つ経験している」**という記事を書きました。
実は、療育も負けず劣らず、これまで5か所経験しています。
5か所の内訳は、
- 地方の療育:2か所
- 都心(世田谷区)の療育:3か所
夫の転勤に振り回されて、いろんな環境で療育を経験してきたわが家。
今日は、地方と都心、両方の療育のリアルを正直に書いていきます。
これから療育を検討する方、転勤で療育探しに悩む方の参考になれば嬉しいです。
療育に通うことになったきっかけ
長女は1歳半検診で、
- 指差しなし
- 発語なし
- 積み木できず
の全項目アウトで引っかかりました。
そこで、療育を勧められたのが最初のスタート。
地方の療育①:親子参加型
最初の療育は、地方の親子参加型。
基本情報
- 週1回
- 10:00〜12:00
- 親子で参加
- 規模:少人数(4人くらい)
内容
- 本の読み聞かせ
- 屋内での遊び
- お昼ご飯
- 簡単な集団活動
保育園っぽいことを、少人数でやる感じ。
雰囲気
参加していたのは、軽度の特性の子が多かった。年長さんになると普通の幼稚園に入園していく子が多くて、療育卒業のイメージが見えやすい場所でした。
とても温かい療育でした。
地方の療育②:通園型(放デイ一体)
その後、もう少し刺激が欲しいと感じて、同じ施設の通園型に空きが出るのを待って転入。
基本情報
- 10:00〜16:00
- お弁当必須
- 預かり型
- 放課後デイサービスも併設
内容
- 集団生活の練習
- 排泄の練習
- 食事マナー
- 屋外遊び
保育園のような時間割で、生活全般を療育として支援してくれる場所。
ここも、本当に良い場所でした。
地方療育の正直な感想
地方で2か所通って、実感したこと👇
✅ 良かった点
- スタッフが安定していた(人の入れ替わりが少ない)
- ゆったり通えた
- 通っているお母さん同士のコミュニティができやすかった
- スタッフが子どものことを長く見てくれる
❌ 困った点
- とにかく選択肢が少ない
- 療育を提供している場所がごくわずか
- 放課後デイサービスとなると、もっと少ない
- 放デイは比較的重度の子が優先される印象
- 軽度〜中度の子は枠の取り合い
たまたま、わが家はいい療育に出会えました。
でも、**「選択肢が少ない」**というのは、地方療育の最大の課題だと感じました。
世田谷区へ引っ越し
その後、夫の転勤で世田谷区に引っ越し。
「都心なら療育の選択肢、たくさんあるよね!」
そう期待していた私を、現実はバチンと叩きました。
都心療育の現実:選択肢はあるが、空きがない
世田谷区の療育、確かに数は多いんです。地方の比じゃないくらい。
でも、全部、空きがない。
希望していた療育は、軒並み「現在、空き待ちです」「1〜2年待ちです」のオンパレード。
保活と同じ激戦区状態でした。
都心の療育③:空いていたところに駆け込み
結局、希望の療育には入れず、空いていた療育に駆け込み。
基本情報
- 14:00〜16:00
- 預かり型
- 比較的小規模(5人くらい)
良かった点
- 子どもは楽しんでいた
困った点
- 先生の入れ替わりが激しい
- 親としては、継続的・効果的な支援が受けられているか不安
- 担当が変わるたびに、長女のことを最初から説明し直し
「都心の療育、人事異動・退職が多い」、これは地方では感じなかった課題でした。
都心の療育④:運動特化型
ほぼ同時に、もう一つ通い始めたのが運動特化型の療育。
基本情報
- 1時間のみの預かり
- 運動面から刺激を与える療育
良かった点
- 地方になかった「新しい視点」
- 体を動かすことで成長を促せる
- 長女の運動機能が伸びた
困った点
- 家から遠い
- 通うのが本当に大変
- 1時間のために往復1時間以上かけて通う日々
送迎の負担は、都心療育の地味なネック。
都心の療育⑤:1年待ってやっと入れた希望の療育
世田谷区に引っ越して1年後、ようやく希望していた療育に空きが出ました。
3、4か所目をやめて、こちらに転入。
基本情報
- 預かり型
- 個人の特性にかなり合わせてプログラムを組んでくれる
良かった点
- オーダーメイドな療育
- 長女の得意・不得意に寄り添ってくれる
- スタッフが長女のことをよく理解してくれる
困った点
- 自宅から遠い
- 送迎はほぼ修行
- 人事異動多い
それでも、質の高い療育を受けられるありがたさを、毎日感じています。
放課後デイサービスは、もっと地獄
療育以上に、都心で大変なのが「放課後デイサービス」。
長女が通っている5か所目の療育、
- 高校生まで利用可能
- でも放デイの空き待ち、30人以上
- 小学校高学年になってもまだ空き待ちの子がいる
ほぼ、絶望的。
仕方なく、空き待ちリストには名前を入れつつ、別の放デイを探す日々。
ようやく今、2か所の放デイを見つけて通わせていますが、
- 見つかるまでの道のり、本当に長かった
- どの放デイも10人以上の空き待ちが普通
都心で放デイを確保する大変さ、当事者じゃないとなかなか伝わりません。
地方 vs 都心、まとめてみた
5か所を経験して感じた、地方と都心の比較👇
地方の療育
✅ 空きがある(比較的)
✅ スタッフが安定している
✅ ゆったり通える
❌ 選択肢が少ない
❌ 将来の選択肢も限られる
都心の療育
✅ 選択肢が多い
✅ 専門性の高い療育もある
✅ 将来の進路選択肢が多い
❌ 空きがない(数年待ちも普通)
❌ スタッフの入れ替わりが激しい
❌ 送迎が大変なことも多い
❌ 定型発達の子が街中に多くて、比べて凹む
どっちがいいんだろう?
正直、結論が出せないんです。
地方:
- 子育てはゆったり
- でも、将来の選択肢が狭まる
- 進学先、就職先、療育の継続性
都心:
- 選択肢は多い
- でも、定型発達の子も多くて、毎日比べて凹む(過去記事参照)
- 競争の激しい環境
私の今の答え
ぼんやりですが、将来の選択肢の多さを考えると、都心かな……と思っています。
ママの負担だけ考えれば、地方もありですけどね。
理由は、
- 進学先(特別支援学校、支援級)の選択肢
- 就職支援サービスの数
- 福祉サービスの厚み
長女が大人になった時、自分で選べる選択肢が多い方がいい。
今のしんどさより、未来の可能性を取った、という感じです。
でも、地方の温かさも忘れない
ただ、地方で受けたゆったりとした療育の時間は、今でも本当に大切な思い出。
スタッフさんが長く同じ顔ぶれで、長女を「○○ちゃん」と名前で呼んで、ちゃんと見てくれていた。
あの時間がなかったら、わが家の今はない気がします。
まとめ:はっきり結論が出せなくて、ごめんなさい
正直、どっちがいいかは、家庭の状況による。
- 子どもの特性の程度
- 親の働き方
- 経済状況
- 親族の住んでいる場所
- 子どもの将来像
これらを総合的に考えて、自分の家族にとっての正解を選ぶしかない。
同じく転勤族のママへ
もし、これから転勤で療育の場所を変える方がいたら。
- 地方→都心は、空き待ちの覚悟を
- 都心→地方は、選択肢の少なさへの覚悟を
ただ、どちらにもいい療育、いいスタッフ、温かい場所はあります。
そして、長女のように5か所経験する家庭もいます。一度の選択を、終生の選択にしなくていい。合わなかったら、変えていい。
そんな柔軟さで、療育探し、頑張ってください🌱
今日もおつかれさまでした。


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