「支援級の子って、何かできないんだよね?」保育園で聞かれて、言葉に詰まった話

私の気持ち(母の本音)

こんにちは。軽度知的障害&自閉症の長女(6歳)と、定型発達の次女をワンオペで育てているシェリーです。

今日、ちょっと胸がざわついた出来事があったので書かせてください。

駐輪場で、6歳の男の子に聞かれたこと

次女のお迎えで保育園の駐輪場に行ったときのこと。長女と同じ小学校に通うお兄ちゃんが、弟のお迎えを待っていました。長女とはクラスは別。お兄ちゃんは普通級、長女は特別支援学級です。

世間話をしていたら、その子がふと、こう聞いてきたんです。

支援級の子って、何かできない子たちなんだよね?

——息が、止まりました。

責めたいとか、悪気がある、とかじゃ全然ない。むしろ純粋に、目で見たことを言葉にしただけ。「あの子たちは別の教室にいる」「先生がついている」「勉強する内容が違うらしい」。6歳の彼が見たままの事実を、彼なりに整理しようとしていただけ

それがわかるからこそ、余計に、何て答えていいかわからなかったんです。

とっさに出た「勉強は苦手かもね」

数秒の沈黙のあと、私の口から出たのは——

「うーん、勉強は苦手かもね」

これでした。

言った瞬間に、心の中がざわざわしました。

違う、そうじゃない。「できない子」じゃない。長女はちゃんと笑うし、ちゃんと怒るし、ちゃんと優しい。妹のことが大好きで、保育園の先生のお名前も全部覚えてる。できないことばかりの子なんかじゃない

なのに私は、その子に伝わりやすい言葉を選ぼうとして、結果的に「できない側面」を肯定してしまった。長女のこと、間接的に「勉強できない子」って認めちゃった気がして、自転車を漕ぎながらずっとモヤモヤしていました。

じゃあ、なんて答えればよかったんだろう

家に帰ってから、ずっと考えています。

「できない子」じゃないんだよ、と伝えたかった。でも、6歳の子に「個性」とか「多様性」とか言っても多分伝わらない。きれいごとを並べても、彼の頭の中の「?」は解消されない。

色々考えて、たぶん私が言いたかったのはこういうことかな、と。

「あのね、得意なことと苦手なことって、人によって違うでしょ?
◯◯くんは走るの速いけど、お絵かきは苦手かもしれないよね。
支援級の子たちはね、勉強の中で苦手なことがちょっと多めの子たちなの。
でも、人と仲良くするのが上手だったり、絵がすごく得意だったり、優しい子だったり、
いいところもいっぱいあるんだよ。
もし学校で会ったら、普通にお話してみてね。きっと楽しいよ。」

長いかな。でも、「できない子じゃない」「ちょっと苦手なことが多めなだけ」「いいところがある」「話しかけていいんだよ」——この4つは、せめて伝えたかった。

健常児の子と仲良くなるために、大人ができること

考えていて気づいたんですが、子ども同士の「壁」って、たぶん子どもが作っているんじゃなくて、大人の言葉や態度から伝わっていくものなんですよね。

「あの子たちは違う」と大人が線を引けば、子どもも線を引く。「あの子たちは大変だから関わらないで」と言えば、子どもは関わらなくなる。

逆に、「あの子も同じクラスメイト」「得意も苦手もみんな違う」と大人が普通に話していれば、子どもは普通に関わる。

だから今度同じことを聞かれたら、私はちょっと言葉を尽くしてでも丁寧に答えようと思います。きれいごとじゃなくて、その子が「あ、そうなんだ」って腑に落ちる言葉で。

最後に

正解は、まだわかりません。今日もモヤモヤを抱えたまま、長女を迎えに行きます。

でも、あの男の子が聞いてくれたこと、実はチャンスだったんだと思うんです。彼は知ろうとしてくれた。それに私が真剣に答えれば、ひとり、また一人、長女に普通に話しかけてくれる子が増えるかもしれない。

同じような経験をしたことのある方、いらっしゃいますか? あなたなら何て答えますか? ぜひ教えてください🌱

コメント

タイトルとURLをコピーしました